総合テスト

テスト計画から分析、設計、実装、実施、不具合及びテスト結果の報告まで、弊社独自のプロセスに基づいた高品質なソフトウェアテストを提供致します。また、情報端末を中心に豊富な経験と検証実績から様々なタイプの製品に最適な評価方法を提案する事が可能です。

尚、お客様のニーズに合わせた、カスタマイズオーダーにも対応しており、商品開発に措ける全体及び、各フェーズ、または、テストカテゴリ、機能の一部に対して、テスト設計、テスト実施を行う事も可能ですのでお問合せ下さい。

テストプロセス

1.テスト計画

テストを有効に実施する為の計画書を作成します。商品企画書、開発計画書等の内容、及びお客様との打合せにてテストの目的を設定し、目的に対して方針、範囲、戦略、日程、メトリクス、体制等を決定します。弊社では品質リスクを、インパクト、ライクリフードの視点で分析し、何をテストすべきかを選択しています。尚、お客様のテスト計画書がある場合、その内容に従い以降のプロセスを行います。

2.テスト分析

テスト設計した方針及びテストケース条件にて、テストケース及びテスト手順を作成を行います。また、テスト用のWebサイトが必要な場合は、試験内容に応じたWebサイトを構築し、
テスト用コンテンツ等のテスト準備を行います。

3.テスト設計

仕様項目に対してテスト設計方針を決め、テストケースに含める条件(因子/要素/環境等)を特定します。尚、弊社では、品質リスク分析の結果を基にリスクが高い仕様項目に対して、網羅率を上げ、リスクが低い仕様項目に対しては最低限のテストを行う事により、テスト対象に対して最適なテスト設計を行っております。

4.テスト実装

テスト対象に対して、テストベースを分析し機能一覧表を作成します。また、テスト計画で定めたテスト目的を分析し、テストタイプの特定、テストカテゴリ作成を行い、テスト対象及びテスト目的を理解し、テスト条件となる仕様項目の特定を行います。

5.テスト実施

テスト仕様書に沿いテストを実施します。弊社では第三者という立場を生かし、客観的に製品を検証することができるため、開発者が気づかなかった不具合を検出することができます。不具合発見時には、不具合レポートを提出し、製品の品質の向上に努めております。 また、弊社には、ラジオコミュニケーションアナライザ(MT8820A)、シグナリングテスタ(MD8470A)の操作ができるエンジニアーもテスト実施に従事しているため、これらの機器を使用した携帯電話端末の検証も実施出来ます。

6.テスト報告

テスト実施結果に対してテスト計画書のテスト終了基準を満たしているかを分析、評価を行い、結果をステークホルダーに報告します。テスト終了基準を満たしていない場合は、お客様の指示によりテスト計画及び、テスト設計を再度行い、追加試験を検討します。テスト終了基準を満たしている場合は、今回のテスト結果を纏め、他のプロダクト及び次回のテストに活用出来るよう資産化を行います。

テストの種類

テストの種類は、業務系、組み込み系、Web系の職種でも様々あり企業により独自の呼名及び意味(目的)が異なる事が多くミスコミュニケーションになるケースがあります。弊社では、JSTQB(ISTQB)を基にテストの種類の呼び名を統一し、お客様と認識合わせを行い、適切なテストの種類を選択しています。

スモークテスト

主要機能が正常に動作している事を確認します。ソフトウェア受入れ時の、テスト開始の判断基準、事業者へのリリース前の全体確認に実施すると効果的です。

機能テスト

仕様書通りに機能が実装されている事を確認します。

ユースケーステスト

ユーザー操作を想定した動作(操作)にて不具合を検出するテストです。

競合テスト

外部イベントを発生(競合)した場合の処理に問題が無いか確認するテストです。携帯電話は、外部からのイベントで機能が処理される事が多い為、重要なテストとなります。

パフォーマンステスト

操作に対してストレスを感じさせない処理スピードであることを確認します。

ストレステスト

各機能でのメモリ書き換えにてユーザー情報の破損、及び損失が発生しないことを確認します。また、メモリがフルに近い状態にて、端末の基本操作が問題なくできることも合わせて確認します。

アドホックテスト

テストケース範囲外の不具合検出を目的としたテストです。

回帰テスト(RETEST)

不具合が修正されているかどうかを確認します。